髙島院長のアトピー治療奮闘記 | がん治療、アトピー治療、血管そうじの高島クリニック

高島クリニック Q.O.L.研究所
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高島院長のアトピー治療奮闘記

第1章 息子のアトピー地獄

1996年7月、妻は3000グラムの健康な赤ちゃんを生みました。
妊娠中も何の問題もなく出産も正常分娩です。
1週間ほどして妻子共に元気に退院してきました。
しばらくすると口の周り、首筋にあせものような乳児湿疹のような不吉な予感が見えてきました。
当初はあまり気にしていなかったのですが、だんだん範囲は広がり、よく泣くようになってきてこれは元気な赤ちゃんだから泣くのではなく、かゆみか痛みのせいでは?
と親の私たちも疑い始めたのです。
皮膚科に見せたが、何かわからず「なんや言っても赤ちゃんですからね、しばらく様子を見てみましょう」 とのことでいよいよ1歳の誕生日を迎えました。
このあたりでかゆみ、症状共どんどんひどくなり、激しく掻き始める息子。最愛の息子は赤むけズルズル。
(汗もでなんぼなんでもここまでひどいことにはならんやろ。)
「まさか、アトピー…??」一番言いたくなかった病名を口にしたのでした。
(どうすんねん???やっぱりステロイドか!?)
色んな思いが私の頭の中でぐるぐる回りました。
それまでに皮膚科外来を担当させられた時にステロイドを患者さんに処方していた私です。
もちろん、アトピーの方の末路も知っています。
だんだん強いものに変えていき最終的にこれ以上、強いステロイドがなくなればお手上げ。
色んな病院を患者さんは行脚し結局治らず、掻きむしりながらがまんするという酷い状態。
(あああ、どうすれば…)私は頭をかかえました。
(今までの患者さん、ごめんなさい…)
ステロイドづけになった息子の姿が脳裏をよぎり、くたくたに疲れた妻の顔がまざまざと浮かびました。
それでも、それでも…息子の泣き声と掻きむしるしぐさに負けステロイドを塗ってしまいました。
ふがいない自分を責める私。
自分の息子でぬかるみの世界に足を突っ込んでしまったという思いとこれまで平然と患者さんにステロイドを処方していたという事実。
なんてことを平気でやっていたのかと…泣きました。
アトピーの新しい治療法を探して私は必死で息子のアトピー治療法を探しました。
もちろん○○の水とか、無農薬野菜とか、肌にやさしい○○は試しまくりました。いいと言われるものは全て。そこには良いという明確な根拠などないにもかかわらず。医者のプライドを、捨てました。

第2章 新しいアトピー治療探しの日々

日に日に自責の念はつのり、息子は改善思わしくない症状に苦しみました。
今までの患者さん、ゴメンナサイの気持ちで新たに治療方法を探し求める長い長い道のりに光など見えませんでした。
あっちの皮膚科、こっちの皮膚科へ転々どうしたら、息子のかゆみは止まるのか?
かきむしった後は血だらけでお風呂に入れると泣き叫ぶ状態。
それでも清潔にしないと…(どうしたらええねん?)
不安…とにかく不安…民間療法にも手を出さずにはいられませんでした。
〇〇の水、××温泉、どれも医学的根拠に欠けるものの、治った人がいるというそれだけで、とにかく試さずにはいられない。
(医者の私がこんなことに手を出していいのか??)
(いや、そんなものどうだっていいんだ!)
(とにかくなんでもいいから治ってくれ~~)
この先生は名医!妻は、いいと聞いた皮膚科へ息子を連れて行きました。
ところが、いろいろ先生に相談したいと思っても3分間程度の診察でベルトコンベアーのように流れ作業で済まされてしまう。
「塗り薬、出しときます」どうせステロイド出されるだけ。
(どこへ行っても一緒や…)繰り返される結果に途方にくれていました。
「次は青汁だ!」
自分たちでできることからしよう、と次は食生活の改善。
これは少し効果がありました。
まずはいわゆる青汁攻撃。
でも、苦い青汁を喜んで飲む子供はほとんどいません。
無理やり粉ミルクを混ぜて作った青汁ミルク。自分が飲んでもうまいとは言えない。
今の青汁ならちっとはうまいかもしれないが当時はひどかった。
でもなんだかこれを飲みだしてから、多少便がゆるくなって、心なしか皮膚もましになったような…
「いけるんちゃうん、これ!!!」
かすかな希望が湧いてきました。
それから、とにかく保湿。乾燥が治るとかゆみも和らぎ、バリアーが出来やすいのでバイキンもつきにくく、掻かなくなる。
しかし、この保湿剤の量がハンパじゃない!化粧品の何万倍もの保湿力がないと効果が期待できないのです。
私は自前のクリームを作っていました。中からは青汁で外からは自作の保湿クリーム。これがひとつの結論です。
それから、アトピーと食生活の本を読み漁りました。そばやさばなどのアレルゲンを避けましょう。
ミルクやお肉など動物性のタンパクや脂肪はやめといたほうがいいです。野菜や果物などのビタミンミネラルを多く含んだものや繊維食がいいですよ。
いろんな人がいろんなことを言っています。
そして、読んでるうちにだんだん不安になってきたのです。
それは、医者からみてどう考えてもそれはおかしいいやろ??と言った内容にも多々遭遇してしまったからです。
(なんか、根拠にかける…)(これって何かオカシイゾ!!!)
私は「オカシイ!」と感じた理由を解明したくてさらに一般の本屋にある本を片っ端から読みまくりました。 読みまくりながら、(こういった体質改善についての医学書がなんで一冊もないんかな~?)
(なんで民間本ばかりなんやろ?)
(ないのが不思議やな、何かないんかいな、なんでないんやろ???)
と思い続けていました。

第3章 クリフ先生との出会い

息子が2歳になってしばらくして、私はアメリカへ点滴療法を勉強しに行きました。
FDA(アメリカ食品医薬品局)という日本でいう厚生労働省のような機関の上層部にいるクリフ先生のところに弟子入りしたのです。
私のお師匠さんの得意技はアレルギー、もっぱらアトピーなどの皮膚症状を治療するのに長けた先生でした。
「皮膚は全身状態を映し出す鏡のような臓器だ、、、、」とよくおっしゃっていました。
当時は日本では見たことも聞いたこともないような点滴を勉強しに行っていたので、驚きの連続でした。
後にわかったのですが、私の毛髪検査の結果は悲惨といっていいほど、悪いものでした。
水銀や砒素が溜まりすぎるくらい溜まっていて、普通に生活しているのが不思議とまで言われました。
もちろん当の本人はなにか特別な症状で悩んでいたわけではありませんでしたので、まったく自覚がありませんでした。
しかしこの結果が息子のアトピーにつながっていたのです。私には何も症状がなかったのですが、息子が大変なアトピーでした。
そこで、とにかく自分でも解毒点滴(キレーション点滴のこと)を経験してみようということで解毒剤を初めて点滴してもらった日、、、、、
忘れもしませんが、私は結構お酒を飲めるほうだったのですが、バドワイザーを一本飲んだだけで立てなくなるという、考えられない事態になりました。
とにかくしんどかった、、、、しかし、その点滴を毎日していると、4、5日目にはずいぶんと体が楽になってきて、当時好きだったジョギングのタイムも距離もどんどん上がっていき、(なんじゃこれ!!)と感じたのを覚えています。クリフ先生いわく「とにかく摂りすぎが原因、カロリーの摂り過ぎ、有害物の摂り過ぎ、これらが現代病の代表格、いわゆる難病であるがんやアレルギーアトピー、メタボなどを引き起こしている、 つまり補充よりも排泄が重要だ!!」
このあたりから、いわゆる対症療法よりも、原因療法、特に解毒、今風に言うとデトックス、医学的にはキレート、キレーションに大変興味が出てきました。

第4章 高島クリニック開院

アメリカで学んだ排泄の重要性から、私は息子の治療に解毒剤を使い始め、4歳を迎えるころにはすっかり綺麗になっていました。ちょうどこの頃、2000年8月に私は高島クリニックを開院したのです。
これまで家族と共に闘ってきた経験を目の前の患者さんのために活かそうと、アメリカで習得した点滴技術と私自身の実体験をベースとしたアトピー治療をはじめたのです。
現在高島クリニックは「アトピー駆け込み寺」と呼ばれています。
およそ8割の方が体内環境の乱れを整えることで改善し、来院される患者さんのほぼ全員が快方へと向かっています。
アトピーに苦しんだ息子の現在はというと、小さなころから変わらず体内環境を良好に保つ生活を心がけています。
甘いものやお肉も過剰に摂ることはありません。お菓子も食べません。
小さなころからのおやつは「納豆」1パックです!苦しい経験をしたからこそ、体が喜ぶもの、体が悲しむものが自分で理解できているのだと思います。
当院に来られる患者さん、特にお父さん、お母さんは お子さんにたくさんサプリメントを飲ませている方が見受けられますが、逆効果の場合も多いようです。
実際の治療としては、子供なので大人のようにあれこれ種類は出せません。
よく出して2種類までです。
食生活で摂るのが一番なのでしょうが、大量に取れないモノはサプリで摂るしかありません。
せっかく食生活を改善していても、逆効果のサプリメントや健康補助食品を摂っていては苦労が水の泡です。
やはり大切なのは必要なモノを必要な量だけ摂ることですね。
私の経験とこれまで当院で積み上げてきた実績で、一人でも多くのアトピー患者さんに明るく前向きな生活を取り戻してもらいたいと思い、今日もクリニックでお待ちしています。

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