コレ、なんか変じゃないですか?

みなさん、こんにちは。

髙島クリニック院長の髙島正広(たかしま まさひろ)です。

今日は「がん治療」についてのお話しです。

 

みなさんは保険診療と保険外診療をどうのように使い分けてますか?

保険外診療の代表格「美容医療」業界は、日々新しい技術や薬が出てくるので、美容と健康に敏感な方はそれらの先端医療をいち早く取り入れていますね!

高額だけどエビデンスや統計データを見なくても、「最新の技術でアンチエイジング」「最先端医療!国内ではここでしかできません」と言われると、やっとかなあかん気持ちになりますよね。

みなさん一生懸命に先端医療を「探して」「調べて」「選んで」、計画的にお金を貯めて取り入れている人が多いですね。

それができるのは、全ては自分の人生の品質を上げるため

Quality of lifeの向上につながるからですね。

 

では、がん治療ではどうでしょうか?

がん治療といって思い浮かぶ治療は何ですか?

「放射線治療」「抗がん剤治療」「手術」

保険がきく「標準治療」というものですよね?

他に選択肢はないですか?

保険外診療の自費治療はみなさんの治療の対象になっていますか?

「自費治療は高いから」

「新しいやつはデータが少ないから怖い」

「そんなのがあるとは知らなかった」

患者さん、よく言わはります。

 

…あれ?なんか変じゃないですか?

 

何でこんなことが起こってしまうのでしょうか?

言葉ってすごく恐ろしくて、「標準」とつくと「当然として正しいもの」と認識してしまいませんか?保険がきくから標準なんですか?厚労省が認めているから?

治験のない抗がん剤も使ってるのにね。

あんまり言うと関係各所からめちゃくちゃ怒られるんでやめますけど…

 

僕の思う〝今″の「標準」は、「自分で選んだ治療」です。

自分で選んだ治療が、あなたの標準です。

そのためには、保険診療の医者にも話を聞かなければなりません。

自費治療の医者にも話を聞かなければなりません。

しっかりと各分野のプロから情報を得て、どれか一つに絞るのか、保険診療と自費治療を併用するのか、補助療法を取り入れるのか・・・

あなたが選んで あなたが決めるんです。

 

国民皆保険のない国の医師と患者の会話を見てみましょう…blog201609-1

全ての治療費が同等に高額な場合、標準治療などという概念がないんです。

昔からある治療も、先端医療も、すべてが同じ土俵に乗って選択の対象なんです。

日本でいう美容医療と同じですね!最善の選択ができるので、もちろん、効果は言うまでもありませんよね。

 

じゃあ日本の医者もこんな提案してくれたらいいのに!と言いたくなりますね!

でも、現状日本の保険診療の医者は基本的に保険診療しか提案してはいけないことになってるんです。

保険診療については、「治り易い病気」や「確実に治る方法が確立されている病気」については、最優先で活用するべきです。

しかし、それ以外の病気については、保険診療が治療の幅を狭めているということも事実なんです。

本当は、一つの命を繋ぎ止めるために必要な治療に「保険」も「保険外」もないと思うんですけどね。

 

冒頭の質問の答えは、最初とここまで読んだ今とでは変わっていますか?

もう一度考えてみてください。

 

世界中には医療技術が未発達で亡くなる命もたくさんあります。

そんな中、日本は最先端の技術を生み出し、世界中で多くの命を救っています。

日本に生まれたことに誇りを持ち、感謝したいですね。

でも、残念なことにそれらの多くの技術は日本の健康保険がききません。

 

僕たちは、助かる可能性がある命に自ら制限をかけることがないように、しっかりと判断して選択していきたいですね。

 

さて、みなさんはこの機会にご自身の人生をどのように選んでいくか、是非考えてみてください。

Q.O.Lの高い人生とは何か、一度ご家族やお友達と話してみてください。

 

次回は「早期発見」についてお話ししましょう。

では、また次回~!

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がんのお話し

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